小規模事業者持続化補助金とは？
小規模事業者持続化補助金の目的
小規模事業者持続化補助金（以下、持続化補助金という）は、小規模事業者が自社の経営を見直し、自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販路開拓や業務効率化（生産性向上）の取組を支援する制度趣旨です。
補助対象者
| 商業・サービス業（宿泊業・娯楽業除く） | 常時使用する従業員の数 ５人以下 |
| 宿泊業・娯楽業 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
| 製造業その他 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
補助対象事業
下記の１～３の要件を全て満たす事業であることが求められています。
１ 策定した経営計画に基づいて実施する、販路開拓等のための取組であること。あるいは、販路開拓等の取組とあわせて実施する業務効率化（生産性向上）のための取組であること。
２ 商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む事業であること。
３ 以下に該当する事業を行うものでないこと
同一内容の事業について、国が助成する他の制度と重複する事業
本事業の終了後、概ね１年以内に売上に繋がることが見込まれない事業
事業内容が射幸心をそそるおそれがあること、又は公秩序もしくは善良の風俗を害することとなるおそれがあるもの、公的な支援を行うことが適当でないと認められるもの
補助率、補助上限額等
補助率及び補助上限額は下記表のとおりです。ここにインボイス事業者登録をすると補助上限額が５０万円上乗せされるという仕組みです。
| 類型 | 通常枠 | 賃金引上げ枠 | 卒業枠 | 後継者支援枠 | 創業枠 |
| 補助率 | ２／３ | ２／３（赤字事業者は３／４） | ２／３ | ２／３ | ２／３ |
| 補助上限 | ５０万円 | ２００万円 | ２００万円 | ２００万円 | ２００万円 |
補助対象経費
補助対象となる経費は次に掲げる経費であり、これ以外の経費はこの持続化補助金の補助対象外です。また、補助金の額は、補助対象経費の合計額に補助率を乗じて得た額の合計額となります。
①機械装置費（詳しくはこちらから→「機械装置等経費について」）
➁広報費
③ウェブサイト関連費
④展示会等出展費（オンラインによる展示会・商談会等を含む）
⑤旅費
⑥開発費
⑦資料購入費
⑧雑役務費
⑨借料
⑩設備処分費
⑪委託・外注費
まとめ
小規模事業者持続化補助金は地域の小規模事業者を支援するための補助金です販路開拓にはお金がかかります。その出費の一部を事務局である商工会・商工会議所が補助するものです。
この補助金をうまく活用して販路開拓や従業員の雇用など経費の負担を抑えながら事業規模を拡大されることをお勧めします。
小規模事業者持続化補助金について詳しく知りたい方は「行政書士事務所リーガルネイビー」のホームページからお気軽にお問い合わせください。
