小規模事業者持続化補助金で誰でも簡単に加点できる二つの方法

簡単に審査で加点される2つの項目

小規模事業者持続化補助金をはじめとした、補助金には加点という審査上の加点項目というものがあります。

今回は、小規模事業者持続化補助金のなかの比較的簡単に加点できる二つの方法をご紹介します。

加点項目①

補助金の審査は①基礎審査、②書面審査、③加点審査の3段階で審査されます。その中の③加点審査で点数を稼ぐ方法紹介します。

比較的簡単に加点される加点項目の一つ目は、政策加点のパワーアップ型加点の中の地域コミュニティ型の項目です。

地域コミュニティ型の加点とは、地域の課題解決や暮らしの実需に応えるサービスを提供する小規模事業者による、地域内の需要喚起を目的とした取組等を行う計画のことです。

要するに、あなたの地域の課題を見つけ、その課題を「解決していきます!」という計画を示せばいいということです。

地域コミュニティ型加点に必要な手続き

この加点を受けるために必要な手続きは以下の通りです。

手順①経営計画書(様式2)の「加点の付与を希望する」と「地域コミュニティ型」の二つの欄にチェックを入れ、

手順②経営計画書(様式2)のパワーアップ型加点欄に上記の取組を行う計画を記載する。

以上の手順で加点がもらえます。ただし、あまりにも実情に即していなかったり、現実的でない計画は加点されない場合もありますのでご注意ください。

加点項目②

小規模事業者持続化補助金の申請方法は、補助金申請システム(Jグランツ)を使用した電子申請と郵送での申請方法があります。

この場合、郵送での申請をしますと、事務局の方で減点調整が行われます。

この申請方法による点数調整は、厳密にいうと加点ではありませんが、減点を回避して高い点数を目指すという意味では、電子申請を強くお勧めします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

小規模事業者持続化補助金も審査の点数が高い事業者から採択されます。採択される可能性を少しでも高めるために加点項目はできるだけ抑えておいた方がいいです。

今回紹介した加点項目は下記の二つでした。(厳密にいうと一つは減点調整でしたが)

①政策加点のパワーアップ型加点の中の「地域コミュニティ型」

②Jグランツを使用した電子申請(減点回避)

この二つは他の加点項目と比較して簡単にクリアすることができる項目ですので、できる限り抑えておくことをお勧めします。

また、補助金申請について不明な点があれば最寄りの商工会・商工会議所や専門家に相談されるといいです。

こちらの記事もあわせて読みたい「補助金申請してから入金までの流れ