沖縄県建設工事入札参加資格審査の等級格付基準について(業種と区分)

格付業種と等級区分

沖縄県内に主たる営業所を有する建設業者の等級格付けを行う業種及び等級区分は、以下のとおりとなっています。※県外に主たる営業所を有する建設業者については等級格付けは行われていませんのでご注意ください。

土木工事業特A、A、B、C、D5等級
建築工事業特A、A、B、C、D5等級
電気工事業A、B、C3等級
管工事業A、B、C3等級
舗装工事業A、B2等級

等級格付の方法

格付け方法は、建設業法に規定する経営規模その他、経営に関する客観的事項の審査(経営事項審査)を受けていることを前提として行います。(経営事項審査評価点に沖縄県独自の評価点を加算した総合評価点で上位から格付けしていきます)

沖縄県独自の評価点

沖縄県独自の評価点の一部を紹介します。

マネジメントシステム認証取得

ISOの認証取得

9000シリーズの認証取得 +13点

14000シリーズの認証取得 +13点

エコアクション21の認証取得

エコアクション21の認証取得 +5点

(ただし、ISO14000シリーズとエコアクション21の重複加算はできません)

建設キャリアアップシステム

令和4年12月1日までに建設キャリアアップシステムの事業者登録を行った場合 +5点

(上記は令和5・6年度入札分です。次期以降、配点状況が変わる場合があります)

等級格付の条件(一部抜粋)

総合評点の順位に関わらず、等級格付けについては次の条件が設定されています。(一部を抜粋して紹介します)

・新規登録者は、総合評点による等級より1等級下位に位置づけられます。なお、前回の入札参加資格登録がない業者についても同様とされています。

・降格は1等級下位を原則としていますが、総合評点の2割を付与しても1等級下位の点数に満たない場合はその限りでないとされています。

そのほか、建設業許可申請や経営事項審査については、こちらをご覧ください。また、お問い合わせについては、弊所の「ホームぺージ」からメール又は電話にてお願いいたします。

経営事項審査」についての記事はこちらから

建設業許可申請」についての記事はこちらから