専任技術者の要件は2つ
専任技術者の要件は大きく2つにわけることができます。
要件1 専属かつ常勤であること
要件の一つ目は、専属かつ常勤であることです。
専属というのは、1社だけに勤務しているということです。
常勤については、建設業許可申請会社で専ら専任技術者として働いていることが求められます。常勤であることの証明は、健康保険証などで確認します。
また、都道府県の最低賃金より、その専任技術者の給与額が多いことも必要です。給料が極端に低いと、本当に専任なのか怪しいし、バイトではないかとみられてしまうためです。これも参考にしてみてください。
要件2 取得したい業種の技術的能力があること
技術的能力とは、建設業法7条2号に記載されていますが、簡単にいいますと以下のようになります。
①有資格者 ②実務経験10年以上 ③指定学科卒業+一定の実務経験
以上のいずれかに該当していれば専任技術者の要件に当てはまります。
まとめ
専任技術者の要件は、2つです。
①専属かつ常勤であること ②取得したい業種の技術的能力があること
以上の2つです。これらの要件は、書類で証明しなければなりません。建設業許可を検討の際は、一度過去の書類等を確認してみることをお勧めします。
専任技術者について詳しくは、別の記事でも解説していますのでご参照ください。⇒(専任技術者とは)